2007年06月15日

プラチナを考える

プラチナってなんかゴージャスな響きですよね。プラチナというのは元々宝石というか鉱物なわけですが宝飾品としてのプラチナはイメージ先行で色々な物の名前にプラチナの名前が使われています。
一番初めに思い浮かんだのは「スタープラチナ」(爆)
ある漫画の必殺技ですね。
その他プラチナラインプラチナカードプラチナ文庫
プラチナ文庫ってなんかなまめかしい響きですねぇ。
ほんとにプラチナという言葉が一人歩きしております。
しかしそんなプラチナにも歴史があるんです。
古くは古代エジプト第18王朝時代にファラオの装身具として僅かながら利用されていたらしいですよ。
それが今じゃスタープラチナですから(笑)
まあプラチナの歴史をちょびっと調べてみますとけっこう面白いんです。
現存する最古のプラチナ製品というのがルーブル美術館にあり、通称「テーべの小箱」といわれてるんです。これはエジプトのテーベにある女性神官シェペヌペットの墓から出土した小箱で、紀元前720年から紀元前659年頃のものと思われる。
これが今じゃプラチナラインって電話回線の名前になってるんです。
現代のプラチナという名前の使われ方は訳わからないです。
この古代と現代のギャップ・・・たまらんですわ。
ちょっとまじめな話では
10世紀頃には、南米でも装身具として利用されてまして。これは純度80%以上もあるもので、当時すでに高度な精錬技術が有った事を示します。
このプラチナって今では医療や工業技術に使われてますんで、ただ単にゴージャスというだけではないんですよね。
奥が深いです。

おまけ
ウィキペディアからの一口メモ

主な産出国は南アフリカ共和国、ロシアである。日本でも僅かであるが埋蔵されていることが確認されている。北海道の北見川、天塩川、石狩川の川砂中で認められた(砂白金の項を参照)他、北海道北見地方、新潟県で発見されている。

2004年の白金産出国ランキング上位6カ国は下記のとおり。数値は産出量(キログラム)、世界シェア。(出典:アメリカ合衆国内務省「ミネラル・イヤーブック2004」)

南アフリカ共和国 160,013 (74.8%)
ロシア 36,000 (16.8%)
カナダ 7,000 (3.3%)
ジンバブエ 4,438 (2.1%)
アメリカ合衆国 4,040 (1.9%)
コロンビア 1,400 (0.7%)
(世界産出計 214,000kg)

  


Posted by hama2 at 08:37